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ダーツの考え方1 -ダーツは飛ばない- [考え方]

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今回は物理的なお話です。
物理的と言っても全然難しくないので安心してください。
ものすごーーーーく基本的なお話です。


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唐突ですが、ダーツは飛びません!!

・・・と言うと、「いや、飛ぶじゃん(笑)」って反論されてしまいそうですが、別の言い方をすると「ダーツは鳥のようには飛びません。飛行機のようにも飛びません。」ということです。映画トイ・ストーリーのバズのセリフを借りて言えば「落ちているだけだ。カッコつけてな。」といったところです。



そう。
ダーツは物理的には落ちているだけです。
自分で推進力をもつことはありません。
浮力も発生しません。
揚力も発生しません。
手を離れたダーツは重力以外の力を受けないので、落ちるだけです。



だから!ダーツは斜め上に投げてあげましょう。
※空気抵抗は受けますが、簡単のため省略。

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もちろん前に進んでいますが、前に力がかかっているわけではありません。ものすごいスピードで投げているあの人のダーツも、落ちているだけです。もっと言うと、減速しながら落ちているだけです。(空気抵抗を考慮した場合)



この考え方を絶対に忘れないでください。どんなに上達しても、どんなに速い速度で投げられるようになっても、あなたのダーツは落ちているだけだということを忘れないでください。たまに上達して超絶激しい勘違いをする人がいます。



これは実在する僕のともだちの話です。
彼はRt.17で、ちょっと変わった(ように見える)軌道で投げる人でした。彼のダーツを見た人はみな「彼のダーツはBULLの直前で伸びる。」と言いました。その表現に満足気な彼は、そうかそうかとその言葉を鵜呑みにしてしまいました。そして数日後には「俺の矢は最後に伸びるから、BULLの下を狙っている。」と発言するまでに舞い上がってしまいました。これが彼の悲劇の始まりです。


本当はBULLの下なんて狙っていなかったのに、みんなから伸びるといわたものだから、下を狙った方がいいと無意識に自己暗示をかけてしまっていたのです。そして次第に本当に下を狙うようになり、本当に下に入るようになりました。しかし、彼は「おかしい。昔は下を狙うと入ったのに。」と、完全に記憶錯誤を起こしていました。かれこれ2年くらい前のことです。今では彼がどうしているのか僕は知りません。


彼のダーツが伸びて見えるカラクリについては、いずれお話しましょう!しかし、これだけは覚えておいてください。どんなに上達しても、どんなにキレイな軌道で投げられるようになっても、彼のように特殊な(特殊に見える)軌道で投げられるようになっても、ダーツは絶対に重力には逆らいません。絶対に『落ちるだけ』という事実は変わりません。


だから、ダーツの投げ出しは斜め上方向!!


お忘れなく(*^_^*)


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