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ダーツの歴史2 -オッキーと距離- [ダーツの歴史]

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ソフトダーツの距離ってどうして244cmなんでしょう?

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スローラインからダーツボードまでの距離は、ハードダーツでは237cm、ソフトダーツでは244cmと決められています。しかし、もともとこの距離が決まっていたわけではありません。昔はバラバラでした。兵士たちが遊んでいた時代なんて、もしかすると日ごとに違ったかもしれませんね。適当に、今日はこの辺から投げるか!と言った感じで。。。



距離が初めて地方単位で統一されたのは、実はめっちゃ最近で、20世紀初めの頃です。
イギリス南西部で9フィート(約274cm;今よりちょっと遠い)と定められました。その地方のお酒を供給していたのはHockey醸造所※1というところでした。ここが酒瓶を運ぶのに使用していた木箱の枠が3フィートだったので、これを3つ並べて9フィートにしようと決まりました。


他の地方ではピース醸造所の木枠を4つ使用して244cmという地方もあったそうです(これがソフトダーツの距離の由来かどうかは定かではありません)。


そしてついに1977年、紆余曲折を経て世界ダーツ連盟により7フィート6インチ(228cm)と8フィート(244cm)がスタンダードな距離と定められました(なぜ2種類?!)。最終的には現在の237cm※2に落ち着きました。


※1 プロの試合などで見かけるスローラインの突起のことをoche(オッキー)と言います。これはHockey crate(ホッキーの枠箱)に由来しています。

※2 7フィート9と1/4インチ=236.855cm



なぜ237cmに落ち着いたのかは謎です。
それを決めたじいさん達に聞かなければわかりません。
でも、いろいろ苦労して決まったということだけは知っておいてあげてください(・∀・)


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