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ダーツの投げ方6 -まっすぐな君へ- [投げ方]

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真っ直ぐな君へ

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テレビをつければ凶悪なニュースで溢れています。
最近の若者のマナーの悪さが取り上げられることもあります。
日本はいつから歪曲した世界になってしまったのでしょうか?


と、叫ぶ人がいるかどうかはさておき、ダーツを愛してやまない君の心は
間違いなく真っ直ぐです。
「うまくなりたい!」
その一心で日々練習に励んでいる姿は尊敬に値します。
僕はそんなみなさんの応援者でありたいと思っていますし、
発言が説得力を失わないように、僕自身も日々練習を続けています。



真っ直ぐな心で真っ直ぐに練習しているみなさんに一言伝えたいことがあります。
恐縮ですが、ダーツを練習している人の多くは、真っ直ぐ過ぎます。
心ではなく体が。フォームが。セットアップが。

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前回の記事でそんなに速く投げる必要はないことを書きました。
『速く投げたい!』という願望は、人を不正確の海へと引き込む魔の欲求です。
これと同じように
『真っ直ぐに構えなきゃ!』という思い込みは、人を不整合の谷へと突き落とす戦慄の自己洗脳です。


□ダーツはキャッチボール

真っ直ぐに構える必要なんてありません。
大切なのは、的に向かって投げることであって、的とダーツと肘と目を一直線上に構えることではありません。
女性には申し訳ない例で恐縮ですが、キャッチボールをしたことはありますか?
相手のミット目掛けて投げると、だいたいその辺にいきますよね?
その時、いちいち目で合わせたりしませんでしたよね。


ダーツはキャッチボールと一緒です。
射撃と同じように考えている人がいますが、キャッチボールです。
射撃は、テイクバックエンドからリリースまでの動きが確実に真っ直ぐですよね?
弾が銃口の中を真っ直ぐ進むわけですから。
しかしダーツでは人間が投げるので、必ずしも一直線になるとは限りません。
ですので、真っ直ぐ構えても仕方がないのです。

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楽に真っ直ぐ構えられる人はいいですが、もし窮屈に感じている人がいたら、その人はもっとルーズに構えてみることをオススメします。
そして、テイクバックエンドの位置を大切にしてください。
ダーツはセットアップした位置から投げるわけではありません。
テイクバックエンドから投げます。
つまり、テイクバックの動作は真っ直ぐじゃなくてもいいのです。
だって後ろに倒しているだけですから、投げる軌道には一切影響を与えません。


テイクバックそのものはどうでもいいですが、テイクバックエンドの位置には細心の注意を払ってください。
なぜなら、ここから的に向かって真っ直ぐに投げるからです。
ここから先は、気持ちと動きが一致しなくてはなりません。


『自分が真っ直ぐだと思って投げるライン』 と 『実際のライン』 が一致していなくてはなりません。
腕にはセンサーがついているわけじゃないので、投げている最中に真っ直ぐに投げているかどうか確認することはできません。
そこは感覚です。
その感覚と動作が一致したときに、狙った的に入るのです。


感覚と動作が一致しやすいところにテイクバックすることが大切です。
ダーツの練習に窮屈さを感じている方は、是非この点に着目して練習してみてください。


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